黒い奥様映画社の華麗なるクロシネ通信

頭のおかしな大人が綴る 映画のある美しい暮らし

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黒い奥様のアド0大作戦 MISSION1

新年あけましておめでとうございます、ということで、昨年のアタクシのニュースは家を引越ししたこととテレビを買ったこと、黒い奥様映画社です。

まあ、お正月は液晶テレビで過ごせました。いままでブラウン管テレビでしたからね、夫婦の部屋のテレビ。でまあ、東芝レグザの32型液晶テレビですよ。型番は、ひとつ古いS8ですけど、まあこれで十分です。

『お早よう』の「テレビ買ってよ」とわめく子供たちに、たっぷりと自慢してやりたい気分です。

しかし後日、外付けHDDを取り付けるか否かで、日曜の朝からワイフとひと悶着! 結局、ワイフの意見を尊重したのでありました。女の人は、無駄と思うと、本当に容赦ありません。だから、女芸人のくわばたりえの言動に心底腹が立っております。

申し遅れましたがアタクシ、ノーマルな殿方ですのよ、オホホホホ。

どうでもいいお話は置いといて、世の中にはいろんな広告がごザーマスが、なかには「これはどうもなあ」と首をかしげたくなるものや、「これ、本気なのか?」というものもありますね。そこで、2015年最初のブログ新企画として、こんなのを立ち上げてみました。題しまして

アド0大作戦

シンプルに申しますと、新聞の折り込み広告チラシや、街中のポスターなどを紹介するだけのことなんでありますが、早速見てまいりましょう。



スーパー早割8800円也……。おせち料理って、ここまでして食わねばならん代物なのでしょうか? それ以上に目を引いたのはコチラ。



ショップジャパンの「マジックブレット」のテレビCMの歌声に、『番長シャロック』の棒歌唱の健在さをアピールし倒していた梅宮辰夫アニィです。

あからさまに、やらされている感満載のシゴトです。文面からは「あとは適当にやっといて」みたいなムードが漂ってます。写真も心なしか

目は枯野をさまよっております!

ところで、何故にお手を拝借ポーズなんだろう? 末文もちょっと洒落ております。「嬉しい」は漢字でなくてもなあ。

ともあれ、本年もよろしくお願いいたします。

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黒い奥様のこれがトラウマだ!

最近はスカパー!に加入してウキウキ気分の黒い奥様映画社です。

ちょうど「時代劇専門チャンネル」で「江戸特捜指令」を放送するということだったので、アホみたいに値段を釣り上げている廃盤DVDを買うなら、こっちのほうがダンゼン安い!と思いましてね。で、まあ「時代劇専門チャンネル」だけ契約というのも、何だかもったいない、ということで5チャンネルを選べる「セレクト5」にしました。

で選んだチャンネルのひとつが「日本映画専門チャンネル」なんですが、これが何ともまあ、充実しておるのですな。

9月は「さだまさし特集」をやっておりまして、『翔べイカロスの翼』を放映しておりました。小学5年生のときに「ゴールデン洋画劇場」で見て以来なので、30数年ぶり。早速録画して視聴しました。

「あー、そうだそうだ、こんな話だった」と思い出に浸りながら見ておりますと、ふと、この映画でものすごく怖いものを見た記憶が沸々と甦ってきました。

それが、これです。




このピエロ、さだまさし演じるピエロのクリちゃんが、綱渡りに失敗するシーンの前後に一瞬だけインサートされているのですな。



アタクシ、てっきりヨネヤマママコだと思っておりました。あらためて見ると、全くの別人。大いなる勘違いでありました。じゃあ、いったい

おまえは誰だ 誰なんだぁ!




このピエロ、どういう立ち位置なのか全く訳が分からず、単に恐怖心を植え付けられただけでした。

この作品が決定打となって、アタクシ、しばらく白塗りの人が怖くてたまらなくなりました。大人になってからも、仕事で前衛舞踊の取材をしたときに、息苦しくなって変な汗をかいていました。トラウマですよ、もう。

あと、この場面もトラウマになったシーン。



曽我廼家五郎八演じる元曲芸師。娘(倍賞美津子)の旦那(蟹江敬三)に暴力を振るわれ、クリちゃん(さだまさし)が買ってきたケーキに顔を埋めてしまうんですね。で、クリちゃんが旦那に殴り掛かろうとすると、ケーキまみれの顔で制止するんです。「笑うんだす!」とか言って、アハハアハハと笑い出すんですね。



これ、本番でさだまさしが吹き出しそうになっているのを、泣いてる演技で誤魔化している訳ではありません。主題歌『道化師のソネット』で「笑ってよ君のために 笑ってよ僕のために」って歌っておりますが、全くもって笑えないシーンでした。

ちなみに今回、家のブラウン管テレビからスマホで撮影しましたので、恐怖度がよりマシマシ系になっちまいました。



黒い奥様のウォンテッド

先日、地元のユニクロで買い物をしようと店内をウロチョロしていたら、買い物かごを提げたオッチャンにいきなり「ここにある色以外の色ってないの?」と声を掛けられた黒い奥様映画社です。

だから店員じゃないっつーの! アタクシ、何でかよく店屋で店員と間違われるんです。エクスキューズ率、割に高めです。

話はゴロリと変わりますが、NHKアーカイブスの「番組発掘プロジェクト」のサイトで、「ひるのプレゼント」の映像発掘のニュースが紹介されておりました。

あのパヤパヤなテーマ曲で始まるお昼のバラエティー番組も、NHKは保存していなかったようですね。で、当時の貴重な映像を保存していたのが、当時の番組司会だった生方恵一・元NHKアナウンサーだったんです。

生方さんと言えば、紅白歌合戦での「ミソラ」発言で物議をかもしておりました。紅組トリの都はるみを美空ひばりといい間違えた一件ですね。あれ、世間で問題視されておりましたが、アタクシ、生方アナの言い間違えがどうのよりも、

生方を「うぶかた」と読むことに衝撃を受けました!


ところで映像発掘と言えば、実はアタクシもこの映像を久しぶりに見たいと探しております。それは、

雨森雅司の顔出し出演CM

雨森雅司って、若い世代は知らないでしょうね。初代バカボンパパの声の人です。アタクシたちにとってのバカボンパパは、富田耕生ではなく、この人なのだ。

さて、件のCMですが、大阪ガスのガスエアコンのCMと記憶しております。毎日放送の情報バラエティー番組『かんさい珍版・瓦版』で見た覚えがありますので。

どんなCMかと言いますと、白のスーツに白のハットで決めた雨森雅司が白いグランドピアノを弾き、4人の男性ダンサーが踊っていました。

で、ダンサーの一人が、異様に仕草が姉サマっぽかったのですよ、真島茂樹みたいな感じの。そのころから

「男のダンサーは一律オカマ」

のイメージがフィックスされました。

あ、そうそう、シメのセリフの言葉尻は「~なのだ」と、バカボンパパの口調でありました。

知ってる人、いるかなあ。いないだろうなあ。もし、持ってる方がおられたら、ぜひともYouTubeにアップしていただきたいものです。

ナイトメアー・ビフォア・黒い奥様

最近テレビで引っ張りだこの俳優・吉田鋼太郎を見るたびに思い出す、49歳で亡くなったアタクシのお父たまを……。どうも、黒い奥様映画社です。

ホントに似てるんですよ。顔の造りとか頭の形とか、口のおちょぼ具合とかが。他人とは思えないんですな。ご本人に「お父たまっ!」と詰め寄ったら、「おまえは誰だ!」と一喝されそうですね、帝国劇場のB席のお客様にもハッキリと聞こえるような声量で。

ところで、今年(2014年)はサンリオの人気キャラクター「ハローキティ」誕生40周年ということで、サンリオ映画第1作の人形アニメ『くるみ割り人形』が最新のデジタル技術でリ・クリエイトされて3Dで公開するそうですな。有村架純、松坂桃李、市村正親といった豪華ボイスキャストに加え、わが父の面影・吉田鋼太郎も名を連ねております。

早速、オリジナル版のDVDを借りて見ましたが、これがまた面白い。こちらも、声優陣はかなりの豪華キャストですよ、ええ。

主人公のクララの声は杉田かおる。いま聞いても、やっぱり天才、上手いです。杉田かおるはこの作品の後に、「3年B組金八先生」と「池中玄太80キロ」に出演しております。何と、武田鉄矢と西田敏行という親友同士の主演ドラマに絡んでるんですね。しかも両作品とも、タイトルに数字の8が入っております。ここに、「ウルトラマン80」の長谷川初範が加われば、トリオ・ザ・エイトとなるわけで……。

フリッツ役は、当時パリパリの二枚目だった志垣太郎。あの頃は『狼の紋章』だの「あかんたれ」だので人気を博していましたが、いまや風呂でうどんを啜る、無駄に明るいオッサンと化してしまっております。

あとは、西村晃(マモー!)、夏川静江、山田隆夫、太宰久雄、岸部シロー、益田喜頓と名優ぞろい。とりわけ益田喜頓は、東映動画『長靴をはいた猫』のときのアフレコがあまりにも下手すぎてビックリしたニャアでしたが、本作ではちゃーんと声がキャラにノッております。

それ以上に、豪華かつ不可解なのが、

昭和九年会の謎の絡み方!

昭和九年会って、その名の通り昭和9年生まれの有名人の親睦団体。アタクシは「シーチキン」のCMで知りましたが、本作では応援出演ということでメンバーが花を添えております。

劇中、国際会議で各国の名士が、人形の国のマリー姫(声は名子役で知られた上原ゆかり)にかけられた呪いを解くアイデアを出すシーンですが、これがまた今日的に

ヒジョーにキビシーッ!(昭和九年会メンバーの財津一郎のフレーズをリユース)

大橋巨泉の声のパートでは「11PM」のテーマをバックに流しているわ、玉置宏のパートでは『津軽海峡冬景色』のイントロに乗せて「一週間のご無沙汰でした」とお馴染みのフレーズを言わせているわ、牧伸二パートはウクレレで「やんなっちゃった節」だわ、早世したマジシャン・伊藤一葉パートではマジックのあとに「この件について何かご質問は?」の懐かしのフレーズだわ、あまつさえ長門裕之の文学博士に至っては、長門裕之ソックリな人形がご婦人方に矢継ぎ早にキスをしまくるという私生活を赤裸々に人形アニメにされてしまっているわで、

きょうびの子供が見たら意味不明のエレクトリカル・パレード!

こういうなかでも、坂上=トビマス=二郎、藤村=オヒョイ=俊二、愛川=キンキン=欽也、藤村=バンサ=有弘の声はバツグンの安定感。藤村有弘なんて、もうアタクシたちより下の年代は全くもって知らないでしょ、皆さあ~ん!

あと、森山周一郎が声を当てた詩人の「もうお目覚めよ、ご飯だよォ~!」は恐怖の域! 

森山周一郎の刺すようなダミ声って、やっぱトラウマ級に怖いんですよ。ナレーションを担当しているマルイの昔のテレビCM(特に閉店日のお知らせ)なんて、YouTubeで見たときに本当に関西にマルイがなくて良かったと思いました。あんなCM見た日にゃアータ、夜中トイレに行けなくなってしまいますですよ。

それにしても、このパートを撮影しているときの、人形アニメーター・真賀里文子氏の心境を知りたいものです。ちなみに真賀里氏は、ベストワークの一つに本作を挙げています。特に、人形の国の兵隊とねずみの軍隊との戦争シーンは出色。どの戦争映画よりもやけに説得力があります。

ともあれサンリオって、映画製作に関しては、角川書店と双璧を成す骨太さであります。

ドキュメンタリー映画『愛のファミリー』はオスカー受賞作ですし、アニメも本格的で、『シリウスの伝説』はディズニーが本作をパクったんじゃないかと思えるほどのキャラクター造形の出来映え。手塚治虫とタッグを組んで『ユニコ』を製作したり、動物ものの『キタキツネ物語』に至っては名作!

今回の映画公開を機に、サンリオ映画の再評価が待たれるところでございますが、劇映画『戦場の小さな恋人たち』のラジオスポットはいまだにトラウマなのですね。主題歌(もしくはテーマ曲のイメージソング?)のメロディーが異様に恐ろしかったんですよ。それが、

音感の怪しい子供がエルガーの「威風堂々」をうろ覚えで口ずさんでいるようなメロディー!

「三雲孝江のザ・青春」の提供だった集英社のラジオスポット(特に「しゅ~うえ~いしゃ~」のジングル)、『残酷を超えた驚愕ドキュメント・カランバ』のラジオスポット(腕がもげる!)と並び称される、黒い奥様映画社の三大トラウマ・ラジオスポットであります。

あ、そうそう、サンリオといえば、アタクシ、こんなのを所持しております。



コチラは物議を醸したキャラクター「リトルハニー」。ミッフィーとかなり似ていますが違います。でも、これは露骨すぎます。確信犯ですな。

サンリオも、こんなドス黒な時代があったのですよ、ええ。では、最後にひと言。

みんな、パチもんには十分に気をつけてね、キティとのお約束だよ。(なにわ天閣監督作品『ハローキティ』よりリ・クリエイト)

吾輩は黒い奥様である

「リサとガスパール」の設定を会社の後輩に上手く伝えられず、「動物ではなく、そーゆー人たちです!」と説明してしまった黒い奥様映画社です。

そう言えば、「しばわんこの和のこころ」に登場するしばわんことみけにゃんこは、オスメスの区別がないばかりか、妖精のような存在だそうです。

お話し変わって、最近は、夏目漱石が若者たちの間でちょっとしたブームなんですってね。朝日新聞で代表作『こゝろ』を復刻連載しているともあって、注目を集めております。

そうそう、そう言えば時代劇でこんな人、見たことありませんか?

虚無漱石クロニクル1

ご存じ虚無僧ですね。この虚無僧が提げている偈箱に書かれた「明暗」。本来は普化宗のお寺「明暗寺(みょうあんじ)」に由来しているのですが、「明暗」と言うと、漱石の遺作の題名でもあります。

ならば、漱石に縁ある言葉を偈箱に書いてもええじゃないか、ええじゃないか、ええじゃないか! というわけで、最近はめっきり映画のある美しい暮らしを標榜し損ねてるアタクシでありますが、今回コチラのコーナーを作ってみました。題して、

「偈箱に書いた虚無漱石クロニクル」

まずはコチラ。

虚無漱石クロニクル3

漱石といえば『吾輩は猫である』。『じゃりん子チエ』の原作者がキャラデを担当したアニメ版はオンタイムで見ました。市川崑の監督作品は、最後に猫が酔っぱらって水死するシーンが、なんともショックでした。ともかく、小説のラスト「太平は死ななければ得られぬ」のひと言は、実に奥深いです。

続いてコチラ。

虚無漱石クロニクル2

ズバリ「こゝろ」ですね。登場人物をイニシャル表記にしているというのが、何とも新鮮でした。

登場人物のイニシャル表記と言えば、『行人』では「H」という人物が出てまいります。大学のころ、『行人』をテキストに使っていた近代文学の講義のレポートで、同級生のナカムラくんが何を勘違いしたのか「D」という新キャラを勝手に登場させてしまい、単位を落としてしまいました。

続いてコチラ。

虚無漱石クロニクル9

リンアツではありません、ロンドンです。漱石と言えば、ロンドン留学。これをモチーフにした三谷幸喜の舞台『ベッジ・パードン』は、アンチ三谷を公言するアタクシも大絶賛の傑作です。

続いてコチラ。

虚無漱石クロニクル10

凸凹は、漱石のあだ名。漱石は、子供のころに天然痘に罹り、その後遺症で顔があばただらけでした。大学時代の学習帳には、親友である俳人・正岡子規とのやりとりで「僕凸凹」と書いております。

子規とくれば、コチラてすね。

虚無漱石クロニクル7

「坊っちゃん」に出てくる伊予方言でございます。正しくは「なもし」ですけど、「ぞなもし」のほうがどうもしっくりくる黒い奥様なのであります。

どんどん参りますよ。コチラ。

虚無漱石クロニクル6

漱石と言えば、いろいろと病気をしております。有名なのは胃弱ですが、痔も患っております。そこで、「皇室アルバム」のスポンサーに収まってる「ヒサヤ大黒堂」風に書いてみました。

最後はコチラ。

虚無漱石クロニクル8

この言葉、日光華厳の滝から投身自殺を図った一高生・藤村操が書いたことで有名です。

藤村は、恩師の漱石に英語訳の誤りを指摘され、それから間もなくして自殺したとあります。漱石は、その事を気に病んで、うつ病を患ったとされております。漱石、いいとばっちりです。

そもそも、デカイことばっか吹いてる身の程知らずの若造なんて、いつの時代にもいるもので、おまえの語学力が足らないくせに自分はできると思い上がって、不可解とか抜かして滝から飛び降りるのは、曰く

はた迷惑!

とまあ、何に怒っているのかよく分からないまま、中途半端に終わる黒い奥様映画社でありました。

……これぢゃあ、普段の職場でのプンプンオヤジなアタクシのまんまぢゃないですか、タハハ。

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